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マウンテンバイクタイヤガイド

マウンテンバイクタイヤは、オフロード走行用に設計されています。全面に設けられた突起 (ノブ、ラグ) がぬかるんだ道に食い込み、あらゆる地形でグリップ力を発揮します。優れたマウンテンバイクタイヤは転がり抵抗が低く、グリップ力に優れ、十分なクッション性を持ち、ライディングの質を向上させます。

マウンテンバイクタイヤは、3 つの主要なコンポーネントで構成されています:

ビード - ビードはタイヤをリムにはめ込み、タイヤを支える構造です。ほとんどのマウンテンバイクタイヤは、ケブラーかスチールのビードを使っています。この 2 種類のの中では、ケブラーの方が軽量です。

ファブリック - クロスファブリックはタイヤ本体の一部です。クロスは 2 つのタイヤビードの間に編み込まれています。

ラバー - ラバーコンパウンドはファブリックを覆って、グリップ力を生み、衝撃を吸収し、耐久性を高める役割を持ちます。


マウンテンバイクタイヤを購入する際に考慮する重要項目


ホイールサイズとタイヤ幅

ホイールサイズ: マウンテンバイク用のタイヤは、ホイールと同様に 3 種類のサイズ: 29 インチ、27.5 インチ (650b)、26 インチがあります。ご使用のホイールセットに合ったサイズを購入してください。ホイールセットにはメーカーのラベルが付けられ、適合するタイヤのサイズが記載されています。

タイヤ幅: タイヤ幅は、バイクの乗り心地とパフォーマンスを左右する重要な項目です。幅が広いタイヤはコーナリングや高速走行時の安定性に優れています。地面と接触する表面積が大きくなり、グリップ力とトラクションが増します。ただし、幅が広いタイヤは、タイヤとフレームの間に泥がつまりやすく、路面との摩擦が高くなるため、速度に影響します。このため、線引きが必要です。クロスカントリーのマウンテンバイカーは主に 1.8 ~ 2.2 インチ幅のタイヤを使用しています。アグレッシブなオールマウンテンライダーやダウンヒルレーサーは 2.1 ~ 2.4 インチ幅のタイヤを使用します。

注: タイヤサイズを変更する前に、ご使用のリムが購入する予定のタイヤサイズに対応しているかどうかをご確認ください。

ブランドによって幅の基準が異なるため、注意が必要です。たとえば、同じ 2.4 インチ幅のタイヤでも、ブランドによって幅が大きく異なることがあります。実際の幅を確認するには、メーカーの説明と併せて、タイヤのレビューを参照します。


チューブレス/UST タイヤとチューブレス以外のタイヤ

チューブレスタイヤ (UST タイヤ) は、シーラントとチューブレス対応のホイールリムを使って、インナーチューブなしで走行できます。一般的に密度が高いゴムを使った重厚な構造で、タイヤからの空気漏れを減らし、切り裂きに対する抵抗も高くなります。

チューブレス以外の (ノーマル) タイヤも、モデルによってはコンバージョンキットを使ってチューブなしで走行できます。Stan’s No Tubes などのメーカーからコンバージョンキットが発売されています。ビードの強度が十分な対応タイヤであれば、コンバージョンキットを使って、チューブレス以外用のリムでチューブなしで走行できます。チューブレスにしたノーマルタイヤの走行インプレッションについては、本サイトのタイヤレビューをご覧ください。タイヤによっては他のモデルよりも大幅に優れたパフォーマンスを発揮します。

          


フロントまたはリア専用タイヤ

多くのメーカーがフロントまたはリア専用のタイヤを発売しています。フロント専用のタイヤはリアに使えず、リア専用のタイヤはフロントには使えません。それぞれフロントまたはリアホイールで使用した場合に最高のパフォーマンスを発揮するように、タイヤのトレッドとデザインが最適化されているからです。

フロントタイヤ

通常、フロントタイヤには、速度とコーナリング時のトラクションを高めるため、高さが低く、縦方向に伸びた突起が配置されています。また、フロントでは路面への食い付きや泥のつまりに関する問題が少ないため、プロファイルが大きめになります。

 

 

リアタイヤ

対照的にリアタイヤは、トラクションを高めて、濡れた路面や泥の多いコンディションでホイ―ルの空転を防ぐため、水平方向に広がった突起になります。また、タイヤに異物が付着し始めたときに泥のつまりを防止するため、幅が狭くなります。Schwalbe Fat Albert Rear Evo SnakeSkin Folding MTB Tyre

 

ライディングスタイルに合ったタイヤ

XC 初心者

クロスカントリーのライダーは、突起がなめらかで小さく、幅が狭めの、転がり抵抗の低いタイヤを求める傾向があります。それほど条件が厳しくない状況 (通常のトレイル、草原でのライディング) で最大のパフォーマンスを発揮します。ウェット条件では、泥のつまりを防止するために幅の狭いタイヤに変更したり、トラクションを高めるために突起が大きなタイヤに交換します。

トレイルライディング初心者

トレイルライディングでは、クロスカントリータイヤよりも、グリップ力と耐久性が高いタイヤが求められます。このため、岩が多い路面に食い付く柔らかいコンパウンドや、きついコーナリングに対応する幅広のプロファイルを使用する傾向があります。条件/グリップ力の高いタイヤ/柔らかいコンパウンド/幅広のタイヤ

Maxxis High Roller II 60a EXO Folding MTB Tyre


オフロードタイヤの推奨空気圧

BBB BMP-90 Pressure Gauge

写真:デジタルタイヤ空気圧計

通常、オフロードタイヤには空気圧の範囲 (平均的な体重のライダーを支える最低空気圧から最大空気圧まで) が記載されています。タイヤに範囲が記されている場合、最大値を超えないようにしてください。または、タイヤメーカーの空気圧表を参照するか、タイヤセクションと対応重量を基に判断します。


専門用語

  • ビード - リムにはめ込まれるタイヤの縁です。
  • クリンチャータイヤ - ビードをリムに貼り付けるタイヤです。
  • ハイブリッド -ロードバイクとマウンテンバイクの要素を組み合わせた通勤通学用のバイクです。
  • ケブラー - タイヤビードとパンク保護パネルに耐久性と柔軟性を持たせるために使用される、アラミド合成繊維素材です。
  • MTB タイヤ - マウンテンバイクの走行に使われるタイヤです。
  • ピンチフラット - チューブがリムと尖った物体や固い物の間に挟まれて起こるパンクです。
  • psi - 重量ポンド毎平方インチ。タイヤ空気圧の単位です。
  • 転がり抵抗 - タイヤが回転するときに発生する摩擦です。
  • タイヤ空気圧計 - タイヤの空気圧を psi 単位で示す計測器です。タイヤに入れる空気を適切な量にするために使用します。
  • tpi - 繊維毎平方インチ。タイヤの繊維数の単位です。
  • トレッド - 路面と接触するタイヤのゴムのパターンです。
  • チューブラータイヤ - 別名ソーアップ。主にレースで使用されます。チューブはタイヤ内部に縫い付けられ、リムに接着されます。
  • XC – クロスカントリー
  • 29er – 29 インチのマウンテンバイク

 

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Published on: 06 5月 2015