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SRAM Guide RS Disc Brake

ディスクブレーキとは

ディスクブレーキは、制動力が高く、細かい調節が可能なメカニズムです。油圧またはケーブルで駆動するキャリパーを使ってディスクブレーキパッドをローターに押し付け、バイクを減速、停止させます。

マウンテンバイクに使われているディスクブレーキの大多数は油圧式です。ブレーキフルードが圧力をキャリパーに伝え、ブレーキパッドを介してローターを抑える力になります。物理的な制動力は、ブレーキパッドとローターによって生じる摩擦力が元になります。油圧ディスクブレーキは軽量で、信頼性が高く、操作感にも優れ、ケーブル式のディスクブレーキよりも制動力が高くなります。一方、ケーブルディスクは安価で、ケーブル式のリムブレーキを使っている場合、新しいブレーキレバーを購入する必要がありません。


マウンテンバイクでのディスクブレーキの採用率

すべてのマウンテンバイクがディスクブレーキプラットフォームを採用しているわけではありません。ただし、最新のフルサスペンションバイクとハードテールバイクでは、ほとんどが油圧式のディスクブレーキシステムを使っています。ディスクブレーキ技術は成熟し、以前よりもはるかに低価格で購入できます。中級レベルからエントリーレベルのバイクでも一般的になっています。別の理由としてフレームデザインが挙げられます。最近のオフロード用マウンテンバイクのフレームには、カンチレバー用ではなく、ディスクブレーキ用のマウントが取り付けられているため、必然的にディスクブレーキを選ぶことになります。

古いマウンテンバイクにディスクブレーキを取り付ける

ディスクブレーキは、次の 2 つの条件を満たすすべてのマウンテンバイクに適合します:

  • ディスクローターの取り付けに対応したハブを使用している。
  • フレームとフォークにディスクキャリパー用のマウントがある。

 

Shimano XT M785 Disc Brake Lever and PM Caliper


ディスクブレーキを使用する利点

 

  • 制動力: ディスクブレーキはカンチレバーや V ブレーキよりもはるかに強い制動力を持ちます。
  • コントロール性: ディスクブレーキは細かい調節が可能なブレーキシステムであり、強力な制動力を持ちながら、バイク走行時のコントロール性も損なわれていません。
  • 信頼性: 制動力、操作性、全天候での汎用性を併せ持つということは、トレイルでの信頼性に繋がります。自信を持ってブレーキングできるため、テクニカルな状況に遭遇したときでも、安全に対処することができます。
  • 汎用性: ディスクブレーキはあらゆる天候で安定したパフォーマンスを発揮します。リムの摩耗や、ウェット時のパフォーマンスのブレの影響を受けるリムブレーキ構造とは一線を画します。

 


ディスクブレーキのマウントシステム

目的に合ったディスクブレーキが見つかり、実際に購入する場合、ブレーキのマウントシステムがフレームとフォークに合っているかどうかを確認することが重要です。ディスクブレーキマウントのサイズは、2 つの取り付け穴の中心間の距離を mm 単位で表します。バイクのマウントとは異なるマウントシステムのディスクブレーキを取り付ける場合、ディスクブレーキマウントアダプターを使用します。ディスクブレーキのマウントは主に 2 種類あります。

 

  • IS マウント: 51mm
  • ポストマウント: 74mm

 

 

Kona Process 134 27.5 (650b) 2015


ディスクブレーキパッドの種類

ディスクブレーキパッドは摩擦を発生させることで機能し、バイクを減速または停止させます。Wiggle では主に 3 種類のパッドを販売しています。

シンタード: シンタードパッドは非常に固いコンパウンドで、ディスクブレーキパッドでは最も一般的です。オーガニックコンパウンドのパッドほど制動力は高くありませんが、性能と耐久性が高いことが特徴です。

オーガニック: 有機素材で作られた制動力が最も高いパッドです。制動力に優れますが、早く摩耗します。

セミオーガニック: 交換部品として販売されているブレーキパッドとしてはあまり一般的ではありませんが、制動力と耐久性のバランスが取れています。

 

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ディスクブレーキローター

ディスクブレーキローターは、頑丈で軽量な丸い金属板で、バイクのフロントとリアのホイールに取り付けます。ブレーキレバーを握ると、ブレーキパッドからディスクローターに締め付け力が伝達されます。その結果生まれる摩擦力が細かく制御されて、バイクを減速または停止させます。

ローター径

ディスクブレーキローターにはさまざまな径 (140mm ~ 200mm) があり、次のような形で性能に影響します:

  • ローター径が大きくなると、ホイールにかかる制動力が大きくなります。
  • 制動力はローターとディスクブレーキパッドに熱を発生させます。大きなローターは効率的に熱を発散でき、ブレーキパッドの摩耗を防ぎ、パフォーマンスを向上させます。

径の大きさとパフォーマンスの関係は、大まかにサイズが 20mm 増えるごとに制動力が 15% 向上します。ほとんどのマウンテンバイクには適度な制動力を持つ 160mm ~ 180mm のローターが装備されています。ダウンヒルレースや山岳での走行など、下りの負荷が高い競技では、フロントに 200mm のローターを使用します。

 

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ディスクブレーキのメンテナンス

油圧ディスクブレーキはほとんどメンテナンスの必要はありません。リムブレーキや機械式/ケーブル駆動のディスクブレーキとは異なり、泥や汚れで動きが重くなるケーブルが存在しません。油圧ブレーキでは、完全密封されたホースを使用して、ブレーキレバーからキャリパーまでフルード (Avid、Hope、Formula などのブレーキで使用されているのは Dot 4 または 5.1 のブレーキフルードで、Shimano や Magura のブレーキでは非腐食性の鉱物油) を移動させます。


主なブランド

人気のあるブランドは、ShimanoFormulaHopeMaguraAvid です。他にも高品質のディスクブレーキを製造しているブランドが数多くあります。ただし、高性能を求めるサイクリストなら、上記ブランドから選んでおけば間違いはありません。

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Published on: 19 5月 2015