
防水ジャケット
Wiggle では、防風ジャケット、ジレ、防水ジャケット(ウォータープルーフジャケット)など、さまざまなサイクリング用ジャケットを取り揃えています。このガイドでは、防水ジャケットについて説明します。防水ジャケットとは、道路やトレイルで走行中に、身体をドライで快適な状態に保つようにデザインされたものです。
防水ジャケットにはさまざまな構造とデザインがあります。たとえば、厚手の防水性の高い素材を使い、インナーに暖かく着られる裏地を付けたものや、薄く軽量で折りたたみでき、雨が止んだらジャージのポケットやバッグにしまっておけるジャケットなどがあります。
防水ジャケットは、さまざまな機能で差別化を図っています:
- ハイカラー - 風による冷えを防止します。
- テープ処理シーム - 水の侵入を防止します。
- ドロップテール - リアホイールの水はねから保護します。
- 前腕部のファスナー - 風通しを良くし、通気性を高めます。
- ポケット - 必要な小物を収納します。
- 長めの袖 (一部のモデル) - バイクでアグレッシブなポジションを取れます。
- フード (一部のモデル) - 休憩中に寒さから身体を保護します。
ジャケットの使用目的
ジャケットを選ぶ前に、主な使用目的をよく考えることが重要です。ジャケットによってカットが大きく異なるからです。カットと最適な使用方法について分類した例を以下に示します:
ジャケットの使用方法
- パフォーマンス向け防水ジャケット - パフォーマンスジャケットは長めの袖と身体にぴったりとしたカットが特長で、だぶつきを少なくしています。身体をドライに保ち、パフォーマンスへの影響を最小限にする作りです。
- 通勤通学用防水ジャケット - ややゆったりとしたフィットで、動きの自由度があり、ジャケットの内側には裏地が付いています。交通量の多い場所で安全性を高めるために、視認性の高いカラーのジャケットを選ぶことをお勧めします。
- 収納タイプ撥水ジャケット - 完全防水ジャケットと同じようなカットですが、軽い素材で作られています。防水性能は完全防水ジャケットほど高くありませんが、天気が変わりやすい時期にポケットに入れておくには最適です。パフォーマンススタイルのぴったりとしたフィットと、ゆったりとしたリラックスフィットがあります。
フィット、サイズ、性別ごとのジャケット
サイクリングジャケットではサイズが重要です。大きすぎると風でばたつき、小さすぎると脇の下が突っ張ったりします。
Wiggle で扱っているサイクリングジャケットには独自のサイズガイドを表示しています。身体に合わせて、最適なサイズを選んでいただけます。Castelli(カステリ)、Gore Bike Wear(ゴアバイクウェア)、Sportful (スポーツフル)スポー などのメーカーから発売されているパフォーマンス志向のレースカットジャケットは身体にぴったりとしたカットで、ジャケットの下に重ね着する場合、通常よりも大きめのサイズを選ぶ必要があるかもしれません。
Wiggle では、男性用/男女兼用のジャケットと女性専用のジャケット両方を揃えています。それぞれ、性別で異なる体形に合わせた専用のカットになっています。Wiggle のジャケット製品ページの左側にあるナビゲーションウィンドウで、女性専用、男性/男女兼用ジャケットを絞り込み表示できます。
重要な機能
裏地付き、裏地なし
内側にメッシュの裏地が付いているジャケットもあり、ジャケット内部の暖かさと快適さが格段に向上します。これは、肌がジャケットのアウター層に直接触れず、湿気がたまりにくくなっているためです。メッシュレイヤーは空気をため込み、断熱効果を持たせる働きもあります。このシステムの欠点は、夏の雨天時にジャケットを着る場合、裏地付きではやや暑くなることです。また、裏地付きのジャケットはかさばるため、収納タイプのジャケットやシェルジャケットにはあまり使われません。
視認性を高める装備
ジャケットを通勤通学や道路での走行で使う場合、視認性の高いジャケットを選ぶことをお勧めします。ジャケットの色 (蛍光イエローなど) や、袖と肩に付けた反射素材の装飾などで視認性が向上します。
マウンテンバイクジャケットとロードサイクリングジャケット
ロードサイクリストとマウンテンバイカーでは、ウェアに求めるものが大きく違います。防水ジャケットは特に違いが顕著な分野です。ロード用ジャケットはぴったりとしたフィットで、視認性を高める装飾と、長い袖が特徴です。高速走行時に生地のばたつきを防止し、後続車両からの視認性を高め、ロードバイクで前傾ポジションを取っても腕をカバーする作りです。
一方、マウンテンバイク用ジャケットは、上から来る雨と下からくる泥を防止するように設計されています。また、次のダウンヒルまで歩いて移動したり、リフトを待ったりする間など、バイクから降りても快適に着られるように作られています。このため丈夫な素材で作られ、手を温めるポケットが付いていることもあります。ヘルメットを脱いだときに雨から頭部を保護するフードを装備したものもあります。マウンテンバイクジャケットはゆったりとしたフィットが多く、空力特性を高めるよりも、快適さを重視しています。
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通気性
ジャケットの通気性は快適さと体感のパフォーマンスに大きく影響します。ちょっとした買い物に行くときに濡れないようにするだけなら、通気性は重要ではありません。激しい運動で汗をかく場合、生地を透過して水分を大気中に蒸発させる生地が必要です。トップクラスの通気性を持つ製品として、Gore Tex があります。Gore bike wear (ゴアバイクウェア) から購入していただけます。他ブランドからも同様に高い通気性を持つ製品が発売されています。たとえば、Sportful (スポーツフル)があり、Polaris などのメーカーからは高機能なポリエステル生地を使用した製品がリリースされています。通気性に関しては、「機能性が価格に反映される」という法則が当てはまります。高機能な生地の開発には費用がかかるため、価格が高いジャケットほど通気性が良くなります。