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Wahoo Kickr winter training guide - part 1

またこの季節がやってきた。日の入りがどんどん早くなってきて、まるで自分が夜行性動物になったかのような気分になる季節。さあ、お気に入りのマイバイクを片付けて、頼りになる冬トレーニング用バイクを取り出さなくちゃ。まるで冬眠に備えているみたいだけど、この気持ち、たくさんの人が共感してくれるんじゃないかな。 最初に僕は冬ライドがあまり好きじゃないことを認めなくちゃならない。暗くて寒い中では、なんだかいつもの楽しいライドができないからだ。 ただ、トレーニングをサボるわけにはいかない。来年のレースシーズンに備えて、このオフシーズンにしっかり身体を維持する (いや、もっと正確に言えば、今よりいい身体を作る) 必要があるからだ。だからこそ、僕だけでなく他の多くのライダーにとっても、冬場でもトレーニングに集中するための素晴らしいインドアトレーナーの流行はありがたいことだと思う。

モチベーション

ガイドを書き進める前に、僕が一体何者で、なぜこのガイドを書くことに決めたかお話した方がいいだろう。 最後にレースに出てから、丸10年が経つ。今では当時より相当体重が増えた。エールビールと食べることをこよなく愛していること、それに加えて、冬になると動きたくなくなることが大きな原因だろう。だから、陰鬱で気の滅入るこの季節を乗り越える術が僕には必要だったんだ! Wiggle で働くことで、そんな僕の闘争本能に火がついた。レースに出場していたあの頃の自分に戻るなら、今がチャンスだ。同僚には倒すべきスピードレーサーがたくさんいるから、僕にはやることが山ほどある。

Wahoo KICKR スマートターボトレーナー

僕は今年の冬、トレーニングの多くの時間を、この Wahoo - KICKR Smart Turbo トレーナー (バージョン 1) の上で過ごすだろう。このすごいトレーナーをテストする立場で本当に良かった。僕の体験が少しでもみんなの参考になればうれしい。

ターボトレーナーの存在を知らないサイクリストは、もうあまりいないんじゃないかな?ただ一口にターボトレーナーと言ってもリアホイールをローラーに接続して動かすだけのシンプルなものから、進化したトレーニング機能を選択し、トレーニングの成果をスマートフォンを通してリアルタイムで分析できるハイテクトレーナーまで、様々な種類がある。 セットアップの時点で分かったのは、僕が使用する Wahoo - KICKR Smart Turbo トレーナー (バージョン 1) がハイテクな代物であるということと、この商品、外見もメチャクチャかっこいいということだ。

第一印象

手にしたときの最初の印象は、「うわ、こいつはすごいどっしりだぞ」だった。 詳しくは後で説明しているフライホイールだけの重さはほぼ 6kg で、トレーナー全体の重さはなんと 20kg を越えるんだ!存在感抜群! でも折りたたむことで驚くほどコンパクトになるので、想像ほど収納には苦労しなかった。 頑丈な作りと、安定した重量のおかげで、バイクを接続したときに倒れることなく、ペダリングの力が全てトレーナーに伝わるので、自信を持ってトレーニングに向き合える。

Wahoo KICKR winter training guide

Wahoo KICKR スマートターボトレーナーの校正

トレーナーのセットアップは済んだ。バイクを接続して、電源も入れた。ついに最も心配なこのときが来たということだ。トレーナーを校正し、同期するときが・・・。 その日までにトレーナーの校正でどんなテストを行うべきかについては、色々な事例を読んだり、聞いたりしていた。なぜか、「問題ないよ」という意見よりも、「大変だった」という話ばかり自然と記憶していたので、少し不安だったんだ。でも革新的な精密機器としては、Wahoo - KICKR Smart Turbo トレーナー (バージョン 1) はとてもシンプルに扱えることがすぐに分かった。 同期も超簡単。Wahoo Fitness アプリをスマートフォンにダウンロードし、センサーを選べば、出来上がりだ。このトレーナーに使用できるアプリは他にもあるので、また後々ガイド内で紹介しようと思う。 あらかじめ設定されたスピード (22.36マイル/時) になるまでペダルをこぎ、停車するまで惰性で進む「スピンダウンテスト」を行うことで校正は完了する。こうすることで、ドライブシステムを通してかかる負荷の量が設定され、その負荷により、トレーニングの出力値が正確にはじき出されるようになる。フライホイールが重いから、停止するまでの時間はすごく長いけど、トレーナーの感覚がじかに感じられていいと思う。 さあ、セッティングはスムーズに済んだぞ。トレーニングを始めるか!

Wahoo KICKR winter training guide

トレーニングプラン

まずは、これまで使ってきた従来型トレーナーでやるのと同じ方法でトレーニングを開始することに決めていた。お気に入りの音楽を聴きながら、あらかじめ設定された時間ライドした。 予想していた通りだが、今まで使用してきたどのトレーナーよりもかなり静かなのに、同じようにペダリングに集中できる。映画を見ながらでもトレーニング可能だし、周りの音もよく聞こえる。 設定値でライドをはじめ、Wahoo Fitness アプリを使用すると、KICKR の魅力がどんどん分かってきた。 この冬はインターバルトレーニングをたくさんこなそうと考えているけど、KICKR が目標達成をきっと後押ししてくれるはずだ。 ライドの出力を選択できるのはすごい機能だと思う。どんなケイデンスで、どんなギアでライドをしても、トレーナーが自動で負荷を変えてくれるので、実のあるトレーニングができる。 最初のトレーニングでは、基本プランである 10分のウォーミングアップから、40分の連続走行に加えて、10分のクールダウンをこなした。Wahoo - KICKR Smart Turbo トレーナー (バージョン 1) の最大負荷の 4分の1 負荷を使用したら、トレーニング後には完全にノックアウトされていた。KICKR (キッカー) の名にふさわしい攻撃力だ!

Wahoo KICKR winter training guide

2度目のトレーニングでは、KICKR を使うライダーなら誰もが期待するであろう機能をついに使ってみた。バーチャルライディングだ。 まずは、Kinomap アプリから試しに使ってみることにした。いい評判を聞いていたから、自分でも体験しておこうと思ったんだ。 KICKR と Wahoo BlueSC というケイデンスセンサーをスマートフォンに同期するのは簡単だった。その後、無料の体験ビデオを選んで、自分を登録するだけだ。 ニューヨークのセントラルパークの周回ライドが面白そうだったので、それを選んだ。 KICKR と Kinomap の相性はとてもいい。画面左側には、この仮想レースで対戦する他のライダーの記録が映し出される。そして右側には、自分のスピード、ケイデンス、ペダルの出力、心拍数が表示される。 このレースの疑似体験によって、すぐにターボトレーナーに乗っている事実を忘れてしまう。対戦相手を倒すために集中するのみだ。集中しすぎて、気がついたらレースは終わっていた。 僕はここで、冬のトレーニングが本当に面白くなったと宣言する必要があるだろう。しかも、僕自身まだ、この KICKR の面白さの一部分しか垣間見れていないんだから、期待が膨らむってモンだ。

Wahoo KICKR winter training guide

Wahoo - KICKR Smart Turbo トレーナー (バージョン 1) に対応するアプリは数多くある。この冬できる限り多くのアプリを試してみて、ここでシェアしたいと考えているのでお楽しみに。 Zwift を試すのが今から楽しみで仕方がない。もしかすると、これを読んでいるあなたと仮想レースで会うかもしれないので、その時はよろしく! 冬のトレーニングがこんなに面白くなったなんて、感激だ!

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Ryutaro Okazaki
Published on: 31 10月 2016